今回はイギリスの資格のランク分けについて。
前回のブログの内容の通りイギリスには多くの資格発行機関があります。ただでさえいっぱいありすぎてややこしいのに、さらにこの資格発行機関それぞれが独自に自分たちの資格をレベル分けして発行しています。
たとえばある団体がレベル3の資格を発行していても、他の団体が同じ名前の資格をレベル5として発行していたりします。一見するとレベル5の方が凄そうに見えますが、実際は各機関が独自の基準でレベル分けしているわけで、授業カリキュラムも違えば、資格認定の基準も違ったりで、一概には比較できないわけです。
ということで、余計にどの資格がどのようにいいのかが分かりにくくなっています。そこでその問題を解決するために、イギリスに限っては政府または政府に委託された団体(詳しくはよくわかりません・・・)がこれらバラバラの資格を一定の基準に基づいて再度ランク分けしています。それがQCFやQCA、NVQなどと呼ばれているものです。これらの違いは勉強不足でちょっとわからないけど、QCFが最新のフレームワークで、今後他の資格もこのQCFに振り分けられていく、もしくは基準が満たせずに認定されない等の経過をたどると思います。たぶん。英語を読むのが面倒なので今一つ深いところまで踏み込む気になれません…。わかる方がいたら教えてください。
いずれにせよ、イギリスで活動することを前提に考えると、どんなにマイナーな資格名でもこのQCFやQCAにランク分けされているということはイギリスで通用するということだと思います。最終的には雇用主がその資格を認めるかどうかでしょうけど…。
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